Play Storeから直接APKをダウンロードするのは特別なウェブページを利用するかそのための機能を持つ拡張機能をインストールしているウェブブラウザを利用することが必須となります。なぜならこのストアからダウンロードするアプリは直接インストールされ一切APKファイルを残すことがないのです。しかし二つの方法を説明します。ただし100%機能するわけではありません。もっともかなりの成功確率がある方法となっています。
GoogleのストアからAPKファイルをダウンロードすることができると謳っているウェブページは複数存在します。しかし一番の問題は100%の成功確率を提供していることが殆どないことです。おそらくこの点でもっとも知名度の高い、そしてGoogle Playで提供されているのと全く同じAPKファイルをダウンロードできると保証している数少ないウェブページの一つはEvoziでしょう。このページは更にMD5テストによってファイルの確認を行うように推奨さえしています。
このウェブからAPKファイルをダウンロードするにはウェブブラウザからGoogle Playにアクセスしてダウンロードしたいアプリのダウンロードページにアクセスしましょう。一番簡単なのはパソコンから直接行うことで、もしAndroidデバイスからこのページにアクセスしようとすると多くの場合強制的にストアアプリが開いてしまうことになります。このストアアプリでは簡単に探しているアプリケーションのURLをコピーすることができません。
なのでブラウザでアクセスしてURLディレクトリをコピーする、もしくはストアパッケージの名前である“=”シンボル以降の全てのディレクトリをコピーします。
URLディレクトリもしくはパッケージナンバーをコピーする
Evoziにアクセスします。ボックスにコピーしたテキストをペーストしてGenerate Download Linkをタップします。
Evoziにテキストをペーストする
数秒待つとダウンロードボタンが表示され、それをタップするとファイルがハードディスクにダウンロードされます。
Evoziの生成したダウンロードリンク
ブラウザの拡張機能に関しては、その殆どはGoogle Chrome向けに開発されています。おそらく一番有名なのはAPK Downloaderでしょう。
Chromeの拡張機能をダウンロードして追加を行ったら、Chromeでアプリのウェブページにアクセスして、URLディレクトリをコピーします。
URLディレクトリもしくはパッケージナンバーをコピーする
インストールした拡張機能がアクティブ状態の場合ブラウザの右上部の角に赤い色の四角いアイコンが表示されます。そのアイコンをタップします。メニューが展開されるのでAPK Downloaderを選択しましょう。
APK Downloaderのメニュー
新しいタブが開かれそこでコピーしたURLをペーストしましょう。その後はGenerate Download Linkをタップします。ここでAndroidのバージョンとデバイスを選択する事が可能で、サービスはそのバージョンに対応しているAPKをダウンロードします。
ディレクトリをペーストしてボタンをタップします
数秒後そのタブは再びリロードされアプリを構成するファイルが表示され、それをクリックすることでダウンロードができます。
ダウンロードを構成するファイル
アプリをインストールするにはSplit APKs が必要で、これはこのケースのように複数のファイルに分割されているアプリケーションをインストールすることが可能なアプリです。
最後のオプションとして挙げられるのがAPK Extractorです。このアプリはGoogle Playから直接APKをダウンロードすることはできませんが、インストールしているどんなアプリのコピーAPKファイルも作成する事ができます。つまり、Google Playからアプリをインストールして後でそのファイルのAPKファイルを入手する事ができます。アプリを入手するためには下にある緑のボタンをタップしてダウンロードして、アプリをインストールしましょう。
アプリを起動すると端末にインストールされている全てのアプリやツールのリストが表示されます。好きなアプリを選びましょう。
インストールされているアプリのリスト
自動的にAPK Extractorは設定で指定されているファイルにコピーAPKファイルを生成します。
新しいAPKファイルを生成
これら3つの方法はこの目的達成のために活用できる選択肢となっており、ほとんどのケースで機能します。しかし100%の保証はありません。それぞれのAndroidバージョン、デバイスの種類やアプリの特徴によって異なる反応が発生する可能性が存在していることを忘れないでください。
