VLCはオープンコード(GPLライセンス)の動画と音楽のプレイヤー兼フレームワークでたくさんのマルチメディアフォーマットに対応しており、Windowsを始めとするオペレーティングシステムに対応しています。追加パックをダウンロードする必要なくほぼすべてのコーデックを再生可能で、ほぼすべてのマルチメディアフォーマットに対応しているのです。
ハードディスクに保存されているもしくはDVDやブルーレイなどのディスクにある動画と音声ファイルを再生でき、しかも一般的な画質から4Kのような高画質にまで対応しています。また複数のビデオストリーミングプロトコルにも対応しています。動画と音声の再生の他にも字幕とタグへのサポートと動画と音声のフォーマット変換も可能です。
その名前はVideoLANClientからきており、1996年にこのプログラムを生み出したアカデミープロジェクトの当初の名前でした。その目的はクライアントとサーバーのように機能してパリのエコールサントラル大学のキャンパスで動画の送受信を行なうことでした。
そのユーザーインターフェイスは非常に機能的でビューメニューからパーソナライズすることが可能でスキンの適応も可能です。プログラムの様々な機能へのアクセスを行なう上部バーと下部にももう一つのメニューバーがあります。後者では再生とボリュームに関する操作が可能で、動画と音声の設定へのアクセスもできます。
フリーソフトなので、そして上述したようにオープンコードなので、その開発は2009年にVideoLAN、非営利団体の手に渡り、世界中のプログラマーが開発を継続しています。その有名度からWindowsだけでなくMac、Linux、AndroidそしてiOSなどの他のオペレーティングシステムにもリリースされました。