時代が進むことでAIの分野に大きな発展が生じたことがはっきりと見て取れるようになりました。インターネットをちょっと検索するだけで無料で使用することも可能ないくつもの人工知能ツールを見つけることが容易にできます(お試しモードしかないものもありますが)。それで何でも行うことができます。そして世界的にヒットしているツールを一つ挙げるならそれはChatGPTでしょう。会話形の強力なAIで、様々なタイプのテキストの作成が可能で、現在では世界中の何百万人ものユーザーが利用しています。少し前までこのツールを使うための唯一の方法はウェブサイトからでしたが、大きな変化が生じました。この記事ではこのツールとAndroid向けに最も利用されている別のアプリを使ってインタラクティブする方法を紹介します:そのアプリはWhatsAppです。
Android端末でWhatsAppにChatGPTをインストールして使用する方法
まず最初に注意点として、ChatGPTはデバイスにインストールできるアプリケーションではありません。上述したように、ウェブサイトで機能するAIとなっています。なので使用するにはこのサイトにアクセスする必要があります。ただし、“God in a Box”と呼ばれるツールによってWhatsAppから同じように使用することが可能になります。Androidデバイスからアクセスするのがより簡単になるのです。
そのためには次のステップを行いましょう(当然デバイスにWhatsAppアプリをインストールしておく必要があります)。WhatsAppでChatGPTを使うためのステップは次のようになります:
- God in a Boxのウェブサイトにアクセスして“Get started”をタップします。デバイスのブラウザもしくはパソコンから行えます。
- Gmailのアカウントでログインする必要があります。続いて携帯電話番号を入力します。
- 携帯電話に“ChatGPT”もしくは別の自分で識別できる名前で連絡先情報を作成します。画面に表示される電話番号を入力しましょう(下のキャプチャー画像に表示されているようにです)。
- WhatsAppに移動して作成したこの新しい連絡先との会話を始めましょう。登録に使用した電子メールアドレスに続けて“!verify”と入力します。
このステップを行ったら、WhatsAppでChatGPTを使用することが可能となります。ただし、使用する前に再びウェブサイトにアクセスして(WhatsAppにリンクが表示されます)いくつかの自分の情報を入力しておくことを推奨します。それには生年月日などが含まれています。
WhatsAppのChatGPTと連絡相手のようにインタラクティブする方法
この簡単な方法でこのAIをWhatsAppから使い始めることができます。なのでこの人工知能とインタラクティブするのは他の連絡相手と会話するのと同じほど簡単になります。God in a Boxはベータフェーズがクローズでリリースされているので使用するには登録することが必須です。しかし、このChatGPT追加の無料バージョンがフリー化されており、どんな人も使用することが可能となっています。
上述したように、この無料バージョンはアクセスに関しては一切の制限がありませんが、使用する際には制限があります。一番大きなそして重要な制限は一ヶ月にAIに送信できるメッセージ数が40だけなことです。なので使用する前にしっかりと考える必要があります。また、この無料バージョンは10秒ごとにしかメッセージを送信できません。メッセージの長さの制限も256文字までとなっています。
このバージョンのChatGPTとの会話の一例使い方そのものに関しては、ChatGPTのウェブバージョンとあまり違いはありません。このAIの様々なテーマで会話を行うことが可能ですが、10分間以上会話が停止しているとリセットして、会話を継続することができなくなります。そして自分で好きなときに会話をリセットすることができます:そのためにチャットに“!reset”と入力します。