WhatsAppは画像の送受信が可能なアプリケーションです。メディアファイルは普通撮影時の情報をまとめている一連のメタデータを搭載しています。それには撮影したデバイス、正確な日付と時刻や位置情報があります。しかし、WhatsAppで受信した画像からそれらの情報を確認することは可能なのでしょうか?
この記事のセクションではこの疑問に答えます。まず最初に、画像を撮影した時刻とロケーションを知るためのプロセスを説明します。続いて、そのために使用できる複数のアプリケーションを紹介します。Androidスマートフォンに直接インストールすることができます。最後に、ほとんどのケースでなぜWhatsAppの画像はキャプチャーの日付や位置情報を知ることができないかについて説明し、どんな方法でその情報を取り出せるか説明します。
WhatsAppの写真のメタデータをすべて見る方法
まずはWhatsAppで受信した画像のメタデータを表示する方法を説明します。この場合、おそらく、あなたのスマホのもうすでにインストールされているアプリケーションを使ってみましょう。それはGoogle Fotosです。これはクラウドに画像のバックアップを作成しますが、デバイスにあるグラフィックファイルの検索もできます。
最初のステップ:ダウンロードするかアルバムから画像を開くWhatsAppからGoogle Fotosで画像を開くことが最初のステップです:
- 画像があるチャットを開きましょう。
- 画像をタップして画面全体で見ましょう。
- アルバムで見るをタップします。
- アプリケーションセレクターでFotosを選択します。
これで、画像が直接Google Fotosで開きます。それで詳細に情報を確認する事が可能になります。
Google Fotosは画像の詳細情報を確認するための優れた選択肢です追加として、写真をデバイスのストレージに保存して、Google Fotosから開くこともできます。どちらでもファイルのメタデータを見ることができます:
- アルバムから写真を見つけます。
- タップして画面全体に開きます。
- 写真を開いたら、下までスクロールして下部メニューを開きます。
- 詳細セクションで、画像の情報を確認します。
上のキャプチャー画像で見れるように、WhatsAppで受信した画像にはメタデータは含まれていません。エラーではなく、このアプリケーション経由で受信した写真を普段は撮影時刻とロケーションが表示されないのです。
他に何もインストールせずにWhatsAppの写真のメタデータを見る方法
もしスマホのGoogle Fotosがなければどうするべきでしょうか?スマホに何もインストールしないで画像のメタデータを抽出する別の方法があります。どうやって?
インストールの必要なしで、スマホのアルバムアプリは写真のデータを提供できますほとんどのデバイスでは、デフォルトアルバムアプリケーションで写真の詳細を確認することができます。次の方法で行います:
- スマホのアルバムで画像を探します。
- みたい画像をタップします。
- メインメニューを開いて詳細をタップします。
- 画像内にある利用可能なデータを確認します。
当然のように、このステップはスマホにインストールされているアルバムアプリケーションによって少し異なります。覚えておくポイントとして、一部のデバイスではデフォルトのアルバムアプリケーションがGoogle Fotosなのです。そのような場合、上述したステップで写真のメタデータを確認できます。
アプリケーションを使ってWhatsAppの写真のメタデータを見る方法
どんな写真のメタデータコンテンツも確認する事ができる助けになるAndroid向けフォトエディターやツールがいくつも存在しています。WhatsAppから受信した画像以外にも対応しています。ここではこのタスクのために特におすすめのアプリをいくつか紹介します。
Photo Metadata Viewer
Photo Metadata Viewerのインターフェースの見た目Photo Metadata Viewerは写真に隠されている情報を調べるために不可欠です。インストールしたらどんな画像のメタデータも表示できるシンプルなインターフェースのツールを利用できます。露出度、輝度、日付、適用したズーム、露出時間等を見ることができます。
アプリケーションは他にも、カメラのモデル、製造メーカー、サイズ、センサーの種類や解像度も教えてくれます。使うのは簡単でファイルを選択してアプリケーションがあとは自動的に作業を行います。間違いなく、このアプリはメタデータ確認作業を単純化します。
Photo Exif Editor
Photo Exif Editorのインターフェースの見た目Photo Exif Editorはもう一つのEXIFデータつまりデジタル写真のメタデータを確認して変更するためのすごく高度なツールです。機能的なインターフェースから、このアプリケーションはキーインフォメーションへのダイレクトアクセスを提供し、日付、ジオロケーション、撮影デバイス、ISO速度やフォーカス距離などを見れます。ミニマリストなデザインでこれらのデータを簡単に確認できます。
また、表示させるだけでなく、編集したりタップで簡単にメタデータを削除することもできます。アルバムから画像を選択すると、アプリケーションは詳細な情報を表示し、好きに変えるオプションも提供するのです。
WhatsAppでいつどこで撮影されたか知る事が出来るか?
この記事で一番大切な疑問です。どのような方法で写真のメタデータを表示させる事ができるかはもう分かりましたが、次の問題はWhatsAppの画像ではそのような情報を入手できなかったということです。答えはすごく単純です。
WhatsApp経由で写真を送信すると、アプリケーションはファイルのサイズを縮小します。このプロセスは圧縮と呼ばれ、対応するグラフィックファイルを生成します。しかしサイズは小さく画質も劣化します。そしてこの新たに生成された圧縮ファイルには元のメタデータは含まれないのです。
このルールには一つだけ例外があります:ドキュメントとして写真を送信した場合です。写真をファイルをとして送信した場合、WhatsAppは圧縮プロセスを適応せず、元の写真の特徴がそのまま残ります。この方法でEXIFメタデータも残ります。
Google Lensは写真のロケーションを調べる際に助けになる可能性がありますつまり、WhatsApp経由で画像として送信された写真は圧縮されており、日付と撮影場所の位置情報などは消えます。これらのデータを入手するには次の方法があります:
- 位置情報の場合はGoogle Lens。画像が有名な場所で撮影されたなら、Google Lensは問題なくその場所を認識することが出来ることでしょう。このオプションはGoogle Fotosから有効化する事が可能で、結果を上の画像で表示させるように確認することができます。当然、このソリューションはいつも機能するわけではなく、写真を撮影した場所を知ることが出来る可能性がある方法でしかありません。
- 元のファイルを求める。もう一つの方法は連絡相手に元の写真ファイルの送信を求めることです。電子メールもしくはWhatsAppのドキュメントとして送信することで行なえます。あとは、このガイドで説明した方法を使って画像の詳細を確認しましょう。
- 詳細を観察する。最後に、画像のメタデータを見ることができなくても、細かなポイントに注目することで撮影された時刻や撮影した正確な場所についてより多くの情報を得ることができます。例えば、着ている服は季節がいつだったかを知る助けになることでしょう。
当然、これらの方法はどれも確実ではありません。ときには画像が撮影された正確な位置情報やロケーションを知ることが出来ないという現実を受け入れる必要があります。